第105回午前問題61
精神保健法から精神保健及び精神障害者の福祉に関する法律への改正で行われたのはどれか。
- 私宅監置の廃止
- 任意入院の新設
- 通院医療公費負担制度の導入
- 精神障害者保健福祉手帳制度の創設
正解 4
- 私宅監置の廃止
- 1950年の精神衛生法施行に伴い、私宅監置は廃止された。
- 任意入院の新設
- 1987年に精神衛生法から精神保健法へと改正され、任意入院が新設された。
- 通院医療公費負担制度の導入
- 1965年の精神衛生法改正によって、通院医療公費負担制度が導入された。2006年からは障害者総合支援法による自立支援医療に移行した。
- 精神障害者保健福祉手帳制度の創設
- 精神保健法から精神保健及び精神障害者の福祉に関する法律への改正に伴い、精神障害者保健福祉手帳制度の創設、社会復帰施設の4類型化、社会適応訓練事業の法定化などが行われた。
