第102回午後問題33

聴覚障害のある患者とのコミュニケーションで正しいのはどれか。

  1. 補聴器の使用中は低音で話す。
  2. 手話のときは口元を動かさない。
  3. 音の反響が強い場所を選択する。
  4. 感音性難聴の場合は大きな声で話す。

正解 1

  1. 補聴器の使用中は低音で話す。
    • 文節で区切りながら、ゆっくり、はっきり話すと聞き取りやすい。聴覚補充現象(リクルートメント現象)がある場合は、高音が響いたり不快に感じることがあるため、低音で話す方がよい。
  2. 手話のときは口元を動かさない。
    • 口の動きを読み取ってもらうことで、より正確に伝えることができるので、手話のときは口元を動して表現する。
  3. 音の反響が強い場所を選択する。
    • 音の反響が強い場所では伝わりにくくなる。
  4. 感音性難聴の場合は大きな声で話す。
    • 感音性難聴では、大きな声でも聞き取れない場合がある。
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