第100回午後問題84

副交感神経系の作用はどれか。2つ選べ。

  1. 瞳孔の収縮
  2. 発汗の促進
  3. 気管支の拡張
  4. 唾液分泌の亢進
  5. 消化管運動の抑制

正解 1,4

  1. 瞳孔の収縮
    • 瞳孔の収縮は、副交感神経の働きによるものである。逆に、交感神経が働く場合は、瞳孔は拡大する。
  2. 発汗の促進
    • 発汗の促進は、交感神経の働きによるものである。
  3. 気管支の拡張
    • 気管支の拡張は、交感神経の働きによるものである。逆に、副交感神経が働く場合は、気管支は収縮する。
  4. 唾液分泌の亢進
    • 副交感神経の働きによって粘稠度の低い唾液(漿液性唾液)が大量に分泌される。交感神経の働きでは、粘稠度の高い唾液(粘液性唾液)が少量分泌される。
  5. 消化管運動の抑制
    • 消化管運動の抑制は、交感神経の働きによるものである。逆に、副交感神経が働く場合は、消化管運動は促進する。
  • 前の問題へ
  • 問題一覧へ
  • 次の問題へ