第100回午後問題47

大規模災害時のトリアージで、緊急度が最も高いと判断されるのはどれか。

  1. 下腿に創傷があるが補助があれば歩行できる。
  2. 自発呼吸はあるが橈骨動脈は触知できない。
  3. 気道確保しても自発呼吸がない。
  4. 開眼・閉眼の指示に応じる。

正解 2

  1. 下腿に創傷があるが補助があれば歩行できる。
    • すぐの処置が必要ない保留群であると考えられる。
  2. 自発呼吸はあるが橈骨動脈は触知できない。
    • 生存は確認できるが、生命に関わる重篤な状態であり、一刻も早い処置が必要である。
  3. 気道確保しても自発呼吸がない。
    • 気道確保後も自発呼吸がなく、死亡群であると考えられる。
  4. 開眼・閉眼の指示に応じる。
    • 開眼・閉眼の指示に応じており、重症の意識障害はないと考えられる。
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