第98回看護師国家試験一般問題・状況設定問題解説(午前問題41〜65)
正解 3
- 刺入部位の約2cm上に駆血帯を締める。
- 刺入部位の外側から中心に向かって消毒する。
- 駆血帯を締めてから2分以内に採血する。
- 採血針を抜去後に駆血帯を外す。
正解 2
- 胸腔穿刺 ―――― 腹臥位
- 腹腔穿刺 ―――― 半坐位
- 腰椎穿刺 ―――― 仰臥位
- 骨髄穿刺 ―――― 砕石位
正解 4
- 生ワクチンは常温で保存する。
- 麻薬注射液の残液は直ちに廃棄する。
- 用時溶解の薬剤は溶解後冷凍保存する。
- 向精神薬は施錠できる場所に保管する。
正解 1
- トリアージ担当者はトリアージのみに専念する。
- トリアージタッグの判定を示す区分色に印を付ける。
- 治療を最優先するのは黒色のトリアージタッグである。
- トリアージタッグは原則として傷病者の左手に装着する。
正解 3
- 看護師籍の登録
- 業務従事者届の受理
- 看護師の無料職業紹介事業
- 医療施設への看護職員配置の指導
正解 4
- 画一的なケアを提供する。
- ケアは看護師が中心に行う。
- 最終的な意思決定は家族が行う。
- 個々のライフスタイルを尊重する。
【問題47】 介護負担感を訴える家族に対する看護師の対応で適切なのはどれか。
正解 3
- 家族に受診を勧める。
- 患者に家族の思いをそのまま伝える。
- 家族が負担と思う介護状況を尋ねる。
- 主治医に家族への病状説明を依頼する。
正解 1
- 摘便を行う。
- 自然排便を待つ。
- 下剤の服用を家族に促す。
- 四肢の他動運動を勧める。
【問題49】 40歳以上64歳以下の在宅療養者で介護保険のサービスを利用できるのはどれか。
正解 3
- 脊髄損傷
- クローン病
- パーキンソン病
- ベーチェット病
正解 2
- 社会的地位の確立
- 将来の方向性の選択
- 経済的な基盤の確立
- これまでの生き方の見直し
正解 4
- PTSD
- 深部静脈血栓症
- ネフローゼ症候群
- 挫滅症候群(クラッシュ症候群)
【問題52】 65歳の男性。急性心筋梗塞発症後1日。急性期リハビリテーションで優先されるのはどれか。
正解 1
- 廃用症候群の予防
- 運動習慣の形成
- 職業復帰の促進
- 食習慣の確立
正解 4
- 検査の1時間前まで飲食できる。
- 検査中、会話はできる。
- 検査中、義歯は装着したままで良い。
- 検査後、2時間は絶飲食とする。
【問題54】 ペースメーカー装着中の患者に禁忌なのはどれか。
正解 2
- CT
- MRI
- 超音波検査
- 骨シンチグラフィ
【問題55】 労作性狭心症の患者に対する生活指導で適切なのはどれか。
正解 3
- 低残渣の食事をとるよう心がける。
- ニトログリセリンを定期的に使用する。
- 動いたら休む習慣をつけるよう心がける。
- 入浴は42℃くらいのお湯で肩までつかる。
【問題56】 右大腿動脈からの肝動脈塞栓術施行後の対応で適切なのはどれか。
正解 1
- 右足背動脈を触診し拍動を確認する。
- 施行後24時間は絶対安静とする。
- 施行当日の発熱には抗菌薬が投与される。
- 鎮痛薬は肝臓への負担があるため使用できない。
【問題57】 糖尿病末梢神経障害のため感覚障害のある患者への足病変予防法で適切なのはどれか。
正解 3
- 熱めの湯をかけて洗う。
- なるべく素足で過ごす。
- 靴ずれしない靴を選ぶ。
- 爪は足趾の先端よりも短く切る。
正解 1
- 眼瞼浮腫
- 眼球突出
- 心悸亢進
- 発汗過多
正解 3
- 提供者とのABO式血液型の一致が条件である。
- 手術室において全身麻酔下で移植される。
- 免疫抑制薬を用いる。
- 骨髄生着後は感染の危険性がなくなる。
【問題60】 スギ花粉によるアレルギー性鼻炎患者の花粉飛散時期前後の指導で適切なのはどれか。
正解 4
- 洗濯物は屋外で完全に乾燥させる。
- ほこりを吸わないよう掃除は控える。
- 化学繊維素材よりも毛織物の衣類を選ぶ。
- 花粉飛散の前から抗アレルギー点鼻薬を使用する。
【問題61】 一側の下肢切断術後の幻肢痛で正しいのはどれか。
正解 3
- 断端面に生じる。
- 切断の反対側肢に生じる。
- 切断し喪失した部位に生じる。
- 断端創部の治癒と同時に消失する。
正解 3
- ファウラー位で行う。
- 全身麻酔下で行う。
- 無菌操作で行う。
- 検査後は水分摂取を控える。
【問題63】 思春期以降に罹患すると男性不妊の原因となることがあるのはどれか。
正解 4
- 髄膜炎
- 副鼻腔炎
- クローン病
- 流行性耳下腺炎
正解 3
- ビタミンB6
- 硫酸マグネシウム
- ニトログリセリン
- 炭酸水素ナトリウム
【問題65】 我が国における過去50年間の老年人口の変化はどれか。
正解 1
- 老年人口の増加率は上昇傾向にある。
- 老年人口比率の変化には出生数の低下は関連しない。
- 老年人口の増加の速度はスウェーデンよりも日本のほうが遅い。
- 75歳以上に比べ65歳以上75歳未満の人口比率の伸びが著しい。