第101回午後問題34
前立腺癌について正しいのはどれか。
- 骨への転移は稀である。
- 血清PSA値が上昇する。
- 内分泌療法は無効である。
- α交感神経遮断薬が有効である。
正解 2
- 骨への転移は稀である。
- 肺癌や乳癌、前立腺癌は骨転移しやすい。
- 血清PSA値が上昇する。
- 腫瘍マーカーとしてPSA（前立腺特異抗原）が用いられ、前立腺癌では値が上昇する。
- 内分泌療法は無効である。
- 内分泌療法は、男性ホルモンの分泌や働きを抑えて、癌細胞の増殖を抑制する、前立腺癌に対する有効な治療法である。
- α交感神経遮断薬が有効である。
- 抗アンドロゲン剤やエストロゲン製剤、LH-RHアナログ製剤などが用いられる。
